FXにおけるデイトレード
     
 


24時間いつでも相場が動いていて、パソコンやモバイル端末などから簡単に取引が行えるFXは、デイトレードのようなその日一日を区切りとしたような短期的な投資と、非常に相性が良いと言えるでしょう。
例えば、取り引きで通貨を保持したまま一日を越し、寝ている間に相場の大混乱が起きて思わぬ損失を被ってしまうことも、FXでは起こりえます。
その日のうちに取り引きを終えてしまうデイトレードでは、こうしたリスクを回避することができるのです。
また、リアルタイムで情報を集めつつ、為替レートの変動を追い、その場で自ら見極めをしながら売買をしていくため、常時インターネットに接続しておこなうパソコンやモバイル端末での取り引きが非常に効果的でもあります。
比較的に小さな資金、短い期間で細かく何度も取り引きを繰り返していくので、比較的に安い取引手数料を提供しているFXは大変助かりますし、また、初心者の投資家にとっても、コストが掛からず投資金額が少なくて済むことは、喜ばしい事でしょう。
こうした背景からか、デイトレードはいろいろなトレードのやり方がある中でも人気の有るスタイルとなっています。


デメリットと言えば、先に出た取引手数料の兼ね合いがあります。
投資取引を何度も繰り返しながら利益を重ねていくスタイルになりますので、この取引手数料も何度もかかることになります。ですので、取引業者を選定するときは、手数料が無料か安いところを選ぶのがよいでしょう。
また、取り引きのスタイルの都合上、ずっと為替レートを見守っていかなくてはなりません。
常にタイミングを見極めて、その場ごとに売り買いの注文を出して確定させていくので、その間は他のことをすることができないのです。デイトレードを行うにはある程度の時間の余裕が必要になります。
レバレッジの活用も、時にデメリットになります。レバレッジとは、取引業者に預けている証拠金を元にして信用取引をし、小さな資金でその何十倍もの大きな額の通貨を買って取り引きをすることです。
デイトレードでの為替の動きは僅かですので、利益を積んでいくにはこのレバレッジを使うことが必要になってくるのですが、利益を増大化させるのと同じように、万が一、相場が損失に動いたときにも、それを何十倍にもしてしまうのです。
ですので、レバレッジを使用するときには慎重に見極めてから行うようにしましょう。

さて、このデイトレードですが、この中にも様々なスタイルが存在します。
例えば、コツコツと小さな利益を積み上げていくタイプは、為替レートが少し上昇したところですぐに利益を確定し、また新たな投資をしていくことを繰り返していきます。
リスクはとても低くなりますが、その利益もまた小さいですので、手数料などのコストを考えると6割ぐらいの勝率が必要になります。
また、自らしっかりとリスク管理をする必要がありますが、比較的長く通貨を持ち続け、なるべく高くなるまで保持し一度で大きな利益を確定する方法もあります。
この場合は、相場の動きに惑わされない冷静な心とリスクマネジメントが必要で、損失に転じてしまった場合は、躊躇せずに損失のまま確定して小さな負けを繰り返して受けていき、決して大負けを食らわないように負け自体を自らでコントロールしていくのです。
このようなことを、短時間にはなりますが、ずっと集中して続けていくことがデイトレードには必要になってきます。
考えてみれば、通常は一回の長い取り引きの中で行われるすべての項目を、短い時間の中にすべて詰め込んで、それを何度も繰り返して行っていくのですから、体力的にも精神的にも負担の多いスタイルと言えるかもしれません。
何よりも疲労を蓄積させては、冷静な判断力も細微な集中力も失われてしまいます。デイトレードを行う場合には、たまには、投資取引から全く離れて、心と身体をリフレッシュさせることも勝利の秘訣になるでしょう。